もともと大人の猫を飼っていた人であっても、
いざ新しく子猫を飼うとなると、
「どんな食事を与えればいいんだろう?」
そう悩むことありますよね!
そして、子猫の時に飼い始めても
いずれは成猫になり、年を取ると高齢猫になります。
「猫の年齢に応じて与える食事は変えるべきなのか?」
そういった疑問を持つ人は少なくないと思います。
今回は、猫カフェで働いていた経験のある僕が、
その疑問にお答えしようと思います!
結論から言うと、
幼猫・成猫・高齢猫・老猫の4つのステージごとに、
与える食事を変える必要があります!
この記事を読むことで、
猫の年齢ごとに与えるべき食事が分かり、
愛する飼い猫が健康で元気でいられる期間が
飛躍的に延びるでしょう。
猫のライフステージごとに与える食事を変えることは、
今やキャットフード業界では常識となっており、
飼い猫の寿命が30年前と比べて約10年延びているのは、
それも理由の一つと考えられます。
幼猫の食事のポイント
<生後4週間未満のケース>
原則、38℃くらいの人肌に温めた子ネコ専用ミルクを小猫用の哺乳瓶に準備。
子猫を腹ばいにさせ、哺乳瓶の乳首を正面からくわえさせてあげます。
赤ちゃん猫はデリケイトなので、初めての方は獣医に相談してみましょう。
<離乳~1歳の幼猫>
離乳前のように急激な成長はしていないものの、健康のために欠かせない栄養素があります。
栄養価の高い幼猫用のドライフード、もしくはウエットフードをぬるま湯で柔らかくして与えましょう。
生後7ヶ月以降は少しずつ固めのものに切り換えていく時期です。
歯の健康のためにもドライフードをオススメします。
成猫の食事のポイント
生後1年くらいを目安に成猫用フードに切り替えます。
食事の頻度は1日2回にしていきます。朝と夕方の2回の決まった時間に適切な量の食事を与えましょう。
腐敗による食中毒防止のため残っているフードは絶対に捨てましょう。
高齢猫の食事のポイント
6~7歳くらいから高齢期に差しかかります。皮膚の弾力がなくなるなど猫の体は次第に老化の兆候が現れ、
体の機能が減衰し運動量も低下しますが、食欲はまだまだ旺盛です。若い猫と同じカロリーの食事を与えていると、
肥満の原因となる恐れがあります。低カロリー設計の高齢猫用フードを猫の体調に合わせて、
1日1~3回に分割して与えてあげましょう。
老猫の食事のポイント
10~11歳くらいになると年齢による衰えを感じるようになります。
とくに運動量の低下・食事量の低下など。しかし、活発で健康的であるためには、
ちゃんと食べることが基本になります。
この時期には、少ない量でもちゃんと栄養やカロリーが摂取できる老齢期用のフードを選んであげましょう。
飼い猫を長く健康で元気でいさせるためには?
現在は飼い猫のために、2種類の動物病院を使い分けるのが賢いです。
日常的には地域のかかりつけ医をホームドクターとして頼る。
難しい病気ではかかりつけ医を通し、適切な動物病院を受診する。
前者は一次診療、後者は二次診療と言われます。
ところが大抵の飼い主には二次診療の情報が圧倒的に足りていないのが実際のところ。
どこに行けばどんな治療が受けられるのか。愛猫のもしもの時に途方に暮れる飼い主は少なくありません。
WEB上には可愛い子猫の写真、クスッと笑える猫の漫画が沢山溢れているというのに、
愛する飼い猫の緊急事態に役に立つ情報はなかなか見つからないものです。
そんな悩める飼い主のためにオススメなのが下記の雑誌です!
【飼い主なら必須の情報!】飼い猫の悩みを解消する一冊!
『週刊ダイヤモンド』11月27日号の第1特集は、
「犬&猫 うちの子の大問題」です。愛猫に健康で長生きしてもらうために、
そして飼主が飼い猫と長く共に生きていくために、知っておくべき新しい常識を全44ページでまとめてあります。
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現在、飼い猫の病気に悩んでいる飼い主だけでなく、「もしもの時」に備え、
全飼い主のそばに常に置いててほしい永久保存版の情報です。
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