「猫がドライフードを食べてくれない」
「ドライフードを今まで食べてたのに急に食べなくなった」
ネットで調べてみると、
そんな飼い主さんの声が沢山上がっていることが分かります。
ドライフードはウェットフードより比較的安いので経済的ですし、
何よりもドライフードは総合栄養食としての役割もあるので、
猫の食事としては基本中の基本と言えます。
「総合栄養食」とは、ペットフードのうち、犬又は猫に毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフードと水だけで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養素的にバランスのとれた製品であって「ペットフード公正取引協議会」の定める試験の結果を基に定められています。
そんなドライフードを食べてくれないとなると、
飼い主さんとしては本当に困り果ててしまいますよね…
そこで今回は、猫カフェで働いていた経験のある僕が、
ドライフードを食べてくれない理由と、
食べてくれる対処法をお伝えします!
そして、最後にオススメのドライフードも
ご紹介したいと思います。
この記事を読むことで、
なぜ飼い猫がドライフードを食べないのか?
そして、どうすればドライフードを食べてくれるようになるのか?を
ご自身で検証することができ、
大切な家族とも言える飼い猫がずっと健康で元気でいるきっかけを与え、
長く一緒にいられるためのヒントを得られるでしょう。
この方法を実践することで、
早ければ1日でその効果を実感できます。
猫がドライフードを食べない理由
好みの問題
猫は、匂いや味、食感に強いこだわりを持っているグルメな子が多いようです。
僕が飼っているアメリカンショートヘアーも偏食で、好き嫌いがあるみたいですね…
飽きた
今まで食べていたのに急に食べなくなった場合は、
単純に飽きている可能性が高いです。
先ほども言いましたが、猫ちゃんはグルメなのです。
口の中が痛い
口の中に何かしらのトラブルを抱えている場合もあります。
例えば口内炎だったり、口の中を怪我してたり、
高齢の猫は嚙む力が弱まっているのでドライフードだと
噛む時に痛みを伴ったりするパターンもあります。
嗅覚が落ちている
猫は、エサとなる食べ物の味よりも嗅覚や食感を重視します。
歳を取れば取るほど嗅覚が落ちてきますので、
今まで食べてきたものであっても美味しく感じなくなり、
食べなくなることもあります。
猫がドライフードを食べてくれる対処法
電子レンジで温めたりお湯でふやかす
電子レンジで温めたり、お湯でふやかしたりすることで、
香りが立って食べてくれることがあります。
柔らかくなることで食べやすくなることと、
本来、野生の肉食動物は生きていた獲物を捕まえて食べているので、
生温かいエサを好むと言われています。
そのため犬や猫の体温に近い39℃くらいが適切とのこと。
ウェットフードを混ぜる
食べてくれやすいウェットフードを混ぜて与えるというのも一つの手です。
最初は多めにウェットフードを混ぜて与え、徐々にウェットフードの比率を下げていき、
最終的にはドライフードだけでも食べてくれるように仕向ける方法です。
猫用ふりかけをかける
人間も同じでずっと同じものを食べていると飽きます。
しかし、ふりかけをかけると再び食欲が出てきますよね!いわゆる「味変」です。
今は猫用ふりかけも存在しますので、
これをドライフードにかけてみるのもいかがでしょうか?
おやつをやめる
猫用おやつは猫がとても喜ぶ食べ物です。
しかし、猫にとって必ずしも必要な食べ物ではありません。
あくまでおやつはおやつであるからです。
おやつばかり与えているとその美味しさに夢中になり、
他の食べ物は無視して、おやつをもらいたがるようになることもあります。
猫ちゃんは賢いのです。ここは飼い主さんも心を鬼にして
おやつをやめるという選択肢を取ることも考えましょう。
飼い猫にオススメのドライフード
猫カフェで働いていた僕が
オススメするのは「モグニャン」です!
メリット・デメリット、両方載せておきますので、
判断材料にしてください^^
モグニャンのメリット
☑ヒューマングレードの生魚を使っている
☑全体の65%に白身魚を使っている
☑オリゴ糖・乳酸菌を配合
☑グレインフリー(穀物不使用)
☑香料・着色料不使用
☑よく食べるといった口コミが多数
☑健康な成猫にオススメ
モグニャンのデメリット
☑通信販売以外での購入不可
☑市販のフードの中でも高額
☑1カテゴリしか選べない
☑口コミでは評価が分かれる
☑猫には必要性が低い炭水化物が若干高め
☑特定のトラブルを抱えた猫にはお勧めできない
まとめ
今回は、猫がドライフードを食べてくれない理由とその対処法を紹介しました。
ドライフードは猫にとっての総合栄養食です。
これを食べてくれることが、飼い猫が健康に生きていられるための基礎と言っても過言ではないので、
飼い主さんが上手に与えられるように工夫してあげたいところです。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しく思います。
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