猫におやつは必要ないとも聞くけど、
人間と同じで、猫だってたまにおやつを食べることで
心も体も満たされるってことがやっぱりあると思います。
ただ、いざおやつを与えるとなったとき、
どれぐらいの頻度であげるのがいいのかって分からないですよね!
あまりあげすぎて肥満になってしまっては猫が可哀想だし、
猫の健康を守る責任は飼い主であるあなたにあるので
非常に悩ましい問題です。
そこで今回は、猫カフェで働いていた経験のある僕が、
猫におやつを与える量や頻度、そしてタイミングについて
お話ししていきたいと思います。
この記事を読むことで、
正しいおやつの与え方を学ぶことができ、
さらに、おやつを通して愛猫とのコミュニケーションが深まり、
信頼関係がより強固なものとなるでしょう。
そして、
以前何も考えずにおやつを与えていた僕自身が、
飼い猫に与えるおやつについて、
改めて考え直すきっかけになった情報をまとめた内容となっているので、
きっとあなたの参考になると思います。
猫におやつは必要ない
あなたもご存じのように猫におやつは必要ありません。
普段与えている食事で、猫に必要な栄養は満たされているはずだからです。
では、なぜおやつを与えているのか?
ネット上にある猫の飼い主さんや獣医さんが書いている情報を
詳しく調べた結果、下記のような理由がほとんどでした。
理由① 愛猫とのコミュニケーション
猫と仲良くなるためのツールとして使うパターンです。
おもちゃやグルーミングと併せて、コミュニケーションの一環として
与えることが多いようです。
理由② 言うことを聞いてくれたご褒美
爪切りや歯磨きなど、猫が嫌がりやすいことを受け入れてくれたり、
出かける時におとなしくケージに入ってくれたり、
お薬を飲んでくれたりした時などにご褒美としてあげるパターンです。
由③ 単純におねだりされて
おやつの魔力は絶大です!
僕もおやつは大好きなので気持ちは分かります笑
おやつに魅了された猫は、あらゆる手段を用いて
飼い主へおねだり攻撃を仕掛けてきます。
猫に与えるおやつの量は?
与えるおやつの量は、
一日に必要なカロリーのうち1割~2割でよいとされています。
猫の体重ごとに一日に必要なカロリーは違いますので、
まずは下の表をご覧ください。
猫の体重ごとのRER早見表
(安静時エネルギー要求量)
体重 | RER(kcal/日) |
1kg | 70.0 |
2kg | 117.7 |
3kg | 159.6 |
4kg | 198.0 |
5kg | 234.1 |
6kg | 268.4 |
7kg | 301.2 |
8kg | 333.0 |
この表によると、体重4kgの猫が一日に必要なカロリーは198kcal
つまり、一日に与えてもよいおやつの量は、
1割なら、198×0.1=19.8kcal
2割なら、198×0.2=39.6kcal
となります。
猫には毎日おやつを与えてよいか?
結論から言いますと、2~3日に1回が理想です。
週に1回だと、猫がおやつをもらう快感が少なく、
おやつをもらうことに対しての感動が小さくなりがちになります。
また、猫はグルメな子が多く、美味しさを追い求める傾向にあるため
一度食べなくなったフードを再び食べるようにさせるのが
難しい傾向にあります。
そのため、主食を食べなくなることを避けるためにも
毎日おやつをあげることはお勧めできません。
猫に与えるおやつの頻度は?
適切な量を守れば、頻度に制限はありませんが、1日2~3回ほどが最適でしょう。
頻繁に与えていると、小腹が満たされて肝心の主食を食べなく恐れがあるので用心してください。
与えすぎを防止するために、1日分の量をあらかじめ取り分けておき、
その中から適宜与えるのが得策だと思います。
■食間または食後に
食前にあげると、満腹のためご飯を食べなくなってしまいます。
食事と食事の間(食間)または食後にあげるようにしましょう。
食事の直後は胃腸に負荷がかかることもあるので、ちょっと時間を空けてからにするといいでしょう。
子猫におやつを与える場合はいつからがいい?
子猫の場合、原則おやつを与えずに育てるほうがいいでしょう。
ご褒美や薬を飲ませる時などにおやつを与えたい場合には、
生後3か月頃からちょっとずつ与えるようにしましょう。
あまり早い時期からおやつをあげすぎると、消化不良を起こしたり、
フードを食べなくなってしまったりする恐れがあります。
また、与えても1日1回にしておきましょう。
成長に不可欠な栄養を十分に取れなくなることが懸念されます。
オススメのおやつ
猫カフェで働いていた僕がオススメするおやつは
「モグリッチ」です!
モグリッチの特徴
☑原材料はヒューマングレード
[char no=”1″ char=” 管理人”]モグリッチは猫の健康のためにヒューマングレードの原材料を使って作られた猫用おやつです![/char]猫にとって無用な成分を削ぎ落とし、厳選素材だけで作られたレシピです。
飼い主さんの「美味しくて安全安心なおやつをあげたい」という気持ちを叶えるプレミアムなおやつです♪
ヒューマングレードとは?
人間用の食品と同等基準のレベルで管理された品質の原材料のこと。
☑穀物不使用(グレインフリー)
モグリッチは、肉食動物の猫にとって無用な穀物を使用しないグレインフリーです。
とうもろこしや小麦粉といった穀物はキャットフードのつなぎとして使われる事が多々ありますが、
消化不良になりやすく、アレルギー反応を起こしやすい原材料です。
モグリッチは穀物不使用なので、穀物アレルギー持ちの猫でも、お腹の弱い猫でも安心して食べることが可能ですよ。
☑不要な添加物は不使用
着色料・香料なし
[char no=”1″ char=” 管理人”]モグリッチは、着色料や香料も不使用です![/char]合成着色料の中には、食べ続けて蓄積されると猫の健康を害する危険なものもあります。
また、猫の目は人間ほど色彩を感知できないので、着色料は必要のない原材料です。
香料は、クォリティの高い肉や魚を用いていれば不要なものです。
モグリッチはそのような添加物に頼らなくても、
素材の自然な香りで猫の並外れた食いつきを現実のものにしたおやつになっています。
人工調味料不使用
猫のおやつは食いつきをよくするために、
アミノ酸などの調味料が使われていることが多々あります。
添加物は、味を良くする利点はありますが、
クセになってそれ以外食べなくなる中毒性の危険も持ち合わせています。
モグリッチは、このような人工調味料を丸っきり使っていないおやつです。
おやつの添加物が気がかりな飼い主さんにとりわけおすすめできる商品だと思います!
☑塩分濃度控えめ
モグリッチのもう一つの特徴として、
塩分濃度が0.08%と低く抑えられているというポイントがあります。
ナトリウムは多く摂取しすぎると、
猫の腎臓に負担をかけることになり、腎不全や腎臓病の危険性が高まります。
人間と同じ食事を与えてはいけないのは、塩分濃度が高いからなのです。
キャットフードのナトリウムは1%を下回れば低いと言われている中、
0.1%を切る数値のモグリッチはより安心できると言えるでしょう。
☑水分が多いペーストタイプ
モグリッチは水分量が多いペースト状のおやつです。
水をそれほど飲まない猫の水分補給や、夏季や冬季の脱水対策にもおすすめですよ♪
また、お薬を混ぜてあげたり、ドライフードのトッピングとしても活用できます。
このように、猫のおやつとしては珍しいほど健康志向で、
猫の健康に気を使いたい飼い主さんにとって
非常にありがたいおやつです。
しかし、そんなモグリッチですが
下記のようなデメリットもあります。
モグリッチのデメリット
モグリッチのデメリットは、おやつの匂いが自然のものに近いため、
猫の食欲をそそらない場合があるという点です。
市販のおやつは、猫が食べたくなるような香りが作られていますが、
モグリッチは自然のままです。
そのため、市販のおやつの香りに慣れている猫にとっては、
モグリッチの香りは薄く感じるかもしれません。
しかし、猫の嗅覚は人間よりもずっと優れているため
その点はあまり心配する必要はない気がします。
事実、僕が飼っているアメリカンショートヘアーは、
開封したらすぐに寄って来ました笑
まとめ
以上、猫におやつを与える量や与える頻度、タイミングなどをご紹介しました。
■おやつを与える量
⇒一日に必要なカロリーのうち1割~2割
■おやつの頻度
⇒2~3日に1回、一日に与える回数は2~3回
■おやつのタイミング
⇒食間または食後に
おやつの役割をしっかり理解し、与える量や頻度、タイミングを考えながら
飼い猫を喜ばせてあげましょう。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しく思います。
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